お金について話しませんか?
こんにちは!とうとう季節は梅雨に突入しましたね。連日の雨。あめ。アメ。ame。なんだか病んじゃいますね…けど梅雨も悪くない!だってアジサイとかとっても綺麗!寝る時は雨粒が屋根を叩く自然のBGMをあなたに快適な睡眠を届けてくれるよ!うちの家はすぐ隣が大通りだからデカいトラックとかバイクで騒音もデリバリーしてくれるよ!(笑)
さて、では今回のテーマは、「お金」についてです。生きていく中で必要不可欠であり、超身近な存在のお金。
では、ここで皆さんに質問してみましょう。
皆さんは「お金の使い方」を上手に使っていますか??もしくわ、「ステキな消費者」ですか?
お金を払う人、使う人を経済用語では、「消費者」と呼びます。皆さんは自分が「良い消費者」だと思いますか?
私はまだ社会人ではないし、経営者でもなく、ただの学生という身分ですが、私が思っていることは、
お金儲けができる人は、良い消費者だと考えています。
一見、矛盾しているような考え。お金儲けする人は商売している人、すなわち生産者であること。なのに何故消費者?と思うでしょう。
良い消費者というのは、実は、相手のこと、ここでは生産者に対し、紳士的であるからです。
これは商売をしていくのにとても重要な行動だと思うのです。何故なら、生産者である人も、相手にする消費者の立場になり、消費者目線で生産者になることができるからです。
お金を生み出すためには当たり前ですが、1人でだけでは成り立ちません。相手が必要なのです。その相手である消費者をないがしろにしてしまうような人は果たしてお金儲けをすることができるでしょうか?私はできないと思います。
先日、地元の駅でカフェを利用していた時のことです。私が注文を終え、コーヒーを作ってる間、手持ち無沙汰だったので店内を見回していました。すると、壁に黒板が貼っており、そこには何か文章が書いてありました。読んでみるとそこには、
「お店の前に植えてある花壇は、毎年市役所の方々が植えてくださっていましたが、今年から我々スタッフも花植えを共同で行うことにしました。ステキなひと時を是非、花を愛でながらおくつろぎ下さい」
みたいな感じで書いてありました。ちょっとあんま覚えてないので脚本しました。(笑)
これを見て私は、このカフェは凄い。そりゃ人気になる訳だな〜と思いました。
一見、心温まるようなお話し。しかし、これには実は、大きなビジネスチャンスに繋がっているように私は思えました。
まず、市役所の職員の人たちは、花壇の花植えを手伝ってくれるカフェ。凄くいいなぁ…もしコーヒー飲むか機会があれば是非贔屓(ひいき)にそこを使おう。って思いますよね?また、一般のお客様も、お店の窓際からお花が見える。オシャレでとても良いから利用したい!って思いますよね。そうすると、多くの人がそのカフェに足を運ぶ事が簡単に想像できます。
お客さん第1で働くことこそが1番のお金儲けだとつくづく思いました。
また、人々は繋がっています。
例えば、あなたは今、1本のペットボトルの水を買ったとします。それには、何十、何百、何千との人との関わりがあります。
ペットボトルをコンビニで買ったことにより、店員さんと繋がる、ペットボトルを開発した会社の人達と繋がっている、ペットボトルを運ぶ人達と繋がっている。これは、様々な本にも書いてある事なんです。
あのベストセラーの、君たちはどう生きるか。や、こないだ紹介したオススメ1位の、投資家がお金よりも大切にしていること。
他には、アニメの、夜は短し歩けよ乙女にも似たようなことが描かれてみました。
このことをもっと知りたい方は、是非この3つのうちどれかを見てみてください。
では、具体的に、「ステキな消費者」になるためにはどうしたらいいか?
ズバリ、「お礼」をすることです。
人は誰しも、誰かに親切にされると、とても嬉しい気持ちになり、喜んでもらえるようにもっと頑張ろう!って思う事ができますよね?
私は買い物をした時に、たまに「ある事」をしています。それは、接客がとても丁寧な人、お客様が満足した買い物をしてくれるために、一生懸命やってくださる方に、
「お礼の手紙」を認(したた)める事です。
ある日のこと、レインブーツが欲しくて銀座に買い物をした時の事です。
私がどれにしようかかなり悩んでいた時に、ある店員さんがとても親切に接客をしてくれました。それがとても私には嬉しく、欲しいレインブーツが再入荷してもう一度そのお店に行く際、もう一度お礼を言いたい!でも、その人がいない可能性もある。それならお礼の手紙を書けば、どっちに転んでも伝えることができるのです。しかも、手紙というのは形に残る物なので、感謝も形として残ってくれるんですよね。こうすることで、貰った店員さんも嬉しい気持ちになり、もっと頑張ろう!もしくわ、頑張ってきて良かった!という気持ちが少なからず芽生えると思います。また、こうした体験をすれば、自分が素晴らしい接客をしてもらった時に、同じように手紙を書いて渡す人も増えるかもしれません。そう、言うなればこれは、「幸せの循環」といったところでしょう。皆さんも是非これを試してみて下さい。
反対に、高慢な人、自分のことだけしか考えない人はお金持ちになれないと思います。あなたのためにやってやるんだ、というスタンスは、相手にも伝わりますし、良い気はしないのです。
私は現在、下の弟と妹に英語を通してロジカルシンキングやプレゼンの方法を教えています。その対価として母からお金を頂いてます。
以前は、学校から配布された英語の教科書を使って英語を教えていましたが、これだけでは不十分だと思い、このような教育を行っています。そうすると、それを行うために、私はかなりの時間と労働力が必要になるので、それに見合った値段にあげて欲しいと交渉に出ました。(笑)その交渉は困難を極めました。母も中々値段に対しうんと頷かない。しかし、私も譲りません。交渉の末、あと一歩でオッケーが出そうな時、このチャンスを逃さないために、畳み掛けます。これが良くなかったんですね…
私は、いかに私自身が価値ある者だと思わせるために、虚栄を貼りました。それは、私もとても忙しく、時間を削っている。別にこのような事をやらなくても良いんだよ?と言ってしまいました。心の中では勝った!と思ったのに、母から出た言葉は、
そんな気持ちでやってるならやらなくていい。と、言われました。
その時は心の底から、え!?何で!?と思いましたが、今となってはその気持ちがよく分かります。あの時に、やってやってるという気持ちではなく、弟達のために、もっと質の高いものを提供したい。だからこそ、それに見合った価値が欲しいと言えば母も、そらならと了承してくれたんだと思います。
ですから皆さん、決して高慢になってはダメです。私のようになります。(笑)
これらのように、個人は人々と繋がっているのです。もしステキな行いを誰かにしても、直接的にその人に影響を及ぼすとは限りません。しかし、別の人がその影響を受ける事もあるのです。
私→Aではなくとも、私→A→B→C→Aという風になることだってあります。ですから、あんなにもあの人には親切にしてやってるのに!と思わないで下さい。常に良い消費者であることを意識してやっていれば、必ず繋がります。
以上は、上手なお金の使い方というより、上手な消費者としての振る舞いです。
では、ここで上手なお金の使い方とは何かについて語りたいと思います。
それは、
「安価なものを買わない」事です。
私は、安物=悪物だと考えています。
なぜかというと、誰かのために、お客さんのために良いモノを作ろう!!と思うと自然とコストは高くなるものです。良質なものを作るのに、値段を安くするということはまずできないと思うのです。
私が英語のレッスン代をあげたのもまさにそれです。より一層良いものを作る。そのためには前以上に時間と労働力を割かねばならない。自分が最高だと思ったものを安く提供することができるでしょうか??できないですよね?
しかし、我々多くの人が望むものは安いもの。
それにつけ込み、金儲けのために、適当なクオリティのモノを安価で大量に売る会社が美味しい思いをして、反対に、消費者の満足を第1に考え、試行錯誤を繰り返し、良質なものを提供するために高価なものを売ろうとしている会社が儲からず、潰れていく。こんなのおかしいですよね??あってはならない事でないでしょうか??何故彼らが悔しくて苦しいを思いをしなければいけないのでしょう?
世間で言われている「ブラック企業」これは、会社が形成していのではなく、その存在を願う、我々「消費者」が作っているんです。
安くてクオリティが高いものを提供するには、それを実現させるために、様々な皺(しわ)寄せがどこかで生じるのです。サービス残業がその証拠です。サービス残業がないと、そんなこと実現できないですよね?
例えば、格安のバス会社。値段が安いということは、収入が低いということ。それを賄うためには、より多く働かなければならない。そうすると休む時間を削り、長時間バスを運転しなければいけません。そして結果、疲れが生じ、居眠り運転をしてしまい事故を招いてしまう。
電車もそうですよね。1分でも遅れたもんなら文句を言い、電車会社が誠心誠意謝罪する。これっておかしくないですか??遅れた原因は大概電車会社ではなく、我々消費者が原因ではないでしょうか?無理な駆け込みなどをして、事故を起こさないように電車は出発時間を過ぎても留まる。そして遅れる。
私も正直電車会社が謝る必要はこれっぽちも無いと思います。それで文句を言う奴がいるならその人が利用しなければ済む話でないでしょうか?
ですから皆さん、ブラック企業を産まないために、是非、高価なものを買ってください!
以上、とにかく上手なお金の使い方、いい消費者になるには、安価なものを買わない!手紙を書く!orありがとうって笑顔で言うことです!
バスから降りたら運転手にお礼を言う!コンビニでレジの人に買い物を終えたらお礼を言う!レストランでお会計するときにもお礼を言う!頼んだ食べ物を持ってきた時もお礼を言う!です!!
ではまた!!