本を100冊読んでみてわかったこと
皆さん今晩は。前回から週一更新にしています。何故ならネタがな…ゲホゲホ何でもない。
さて、今回は読書の大切さについてです。
恐らくほぼ全員の人が、小さい頃から現在に至るまで、「本を読みなさい」と言われてきたのでは??特に我々、若者は。
私も大人の人たちから、いいか!!よく聞け!!読書は大事だぞ!!いっぱい本を読め!!と言われてきました。しかし、何故大事なの??と不思議に思っていました。ですから問いかけます。何故大事なの?と。
するとどうでしょう!多くの大人は、先ほどのドヤ顔がうって変わり、まるで苦虫を噛み潰したかのように険しい顔へと豹変します。もはや顔芸に近い代物ですね(笑)
それでも辛うじて、大人の威厳を保とう(??)と、重い口を開き、蚊がなく程の小声でこう言います。
「頭が…良くなる」…と。
清々しい程の抽象的な答えをありがとうございます。(笑)なるほど、本を沢山読んだ答えがそれだったんですね。(笑)
さて、皮肉はここまでにしておき、これで納得できるほど私の頭は優秀ではないので、そこまで多くの大人が本を勧めるには何か理由があるのは確かだ。だから試しに沢山読んでみようじゃないか!!……100冊程。
目標は1年以内で読み切るはずでしたが、ちょっとダメでした(笑)なんて貧弱な目標意識だ…
半年延長して、計1年半で100冊読破に成功しました!(ライトノベルを入れたら100は優に越えてたんだ!!ダメか!?ダメだな。)
実際に読み終えて兎に角とても達成感を覚えました。小さい頃から本なんて読まないどころか、「ほ」という言葉を聞いただけで悪寒がする程。(マンガはアホな程読んでましたが)
そのため読み始めは本当に苦労しました。しかし、数をこなすごとに本を読むのが楽しくなってきてる自分の変化を覚えました。今となっては、出費の割合は、服、飲み代、本の三本柱に君臨する程。
そして100冊読書を行い、様々なことを得ました。それについて紹介しますね。
1.知識が増えること。
これはまぁ皆さん何となく予想はできますね。
今回のこの100冊読書では、1つのジャンルに留まらず、様々な分野に手を出しました。
小説が5〜6割、専門書が5〜4割ほど。
知識が増えた理由はこの、「専門書」を読んだからだと思います。セクシャルマイノリティや、経済、自己啓発etc。知識を増やすことは多くの人がこなせることだと思います。ですが、ここで留まってはまだ途中段階だと思います。次の段階が私的には2.です。
2.1つの事柄について多角度の視点で考察できるようになった。
これが今回100冊読書をして1番の収穫だと思いました。
先ほど書いた通り、本を読み続けるとそれに比例し、大抵は知識量も増えます。しかし、ある量を超えると、その知識が今度は「応用」に変わり、1つの事柄をその膨大な知識によって、相反する2つの事柄でも関連していることに気づいたりすることができます。
例えば、先程ご飯食べていたときに見た、とあるCM。あの超有名な制汗剤シ○ブリーズで、少女が、「こうすると匂いが変わるんです。」と言って、シ○ブリーズをハンカチに塗り込み腕に塗っていた。それを隣にいたイケメン俳優がグイっと彼女の腕を取り、匂いを嗅ぎながら、「ホントだ…好きになりそう…」そして2人は見つめ合うという。スーパー青春CM。これだけだと、あの頃の甘酸っぱい恋を思い出させるだけの事です。では、これを沢山の本を読んだ私はこのような視点で見る事ができます。
「私があのイケメン俳優に変わったらどうなるか??」
麗らかな少女が、こうすると匂いー(省略)
俺が手を取り〜(省略)
明日の朝刊一面モンですね。微かな甘酸っぱくきゅんとする味なんかではなく、苦渋を舐めさせられる獄中生活が眼に浮かぶ。拝啓、お母さん、刑務所の冬は、大変寒さを覚えます…とまぁ。
3つ目は、(2つ目はこれで終わりなの??笑)
これはまぁ副産物要素が強いですが、兎に角語彙力は上がりました。これはやはり小説が良いかと。最近読んでて、やはり作家はすごいなと思いいました。自分が考えた空想ストーリーを、読み手に文字だけで伝えるのだから。脱帽ですわ。
これにより、自分の中でも伝えたいことが、相手にしっかり伝えられることができるようになりました。お陰様で会社の選考や、内定先でも、よしきさんは他の人に比べて、極めて伝える力が秀でていますと褒められることが多いです。
以前に、高校生の時にお世話になった先生と食事をした時に、最近の子は、自分の考えを相手に伝えることが下手だと仰っていました。今にして思えば、ああ確かにな…と理解できます。
ですから是非皆さん読書をしてください!!
でも、どんな本を読めばいいか分からないって方が多いと思うので、これまで読んできた本の中で個人的に面白かった本ベスト3を発表します。
3位 仏果を得ず 著者:三浦しをん
私の大好きな作家1位です。三浦しをん。あの映画にもなった「舟を編む」を書いた作家さん。この人は「人」の事細かい部分を鋭い観察力と並外れた感性により、誰しもが思いもしなかった人の感情を書いています。内容は、人形浄瑠璃??を目指す芸人が、芸を磨き、てっぺんを目指す中、ある女性に恋をします。その女性は、彼が小学校で人形浄瑠璃をボランティアで教える小学生の女の子のお母さん。しかし彼は芸を極めるために中々逢瀬することができず、彼女はもう自分のことを忘れてるかもしれないと気が気でなりません。そんな矢先、お母さんの娘が彼に告白!!私、あなたの事が好き!!お母さんなんかに負けないから!!さぁ、彼は一体どうする!?果たして彼は恋を、芸を極めることができるのか??
何かに熱中したいなと思ってる人にオススメの一冊です。
2位 おちゃめに100歳寂聴さん 著者:瀬尾まなほ
これはあの有名な瀬戸内寂聴さんが書いているのではなく、秘書である瀬尾まなほさんが書かれてる本です。瀬戸内寂聴さんの日々をコミカル且つシリアスに書かれた日記集。
なぜ寂聴さんが96歳にも関わらずあそこまで生に満ち溢れてるのか、私たち同じ若者世代が今後、何をしなければいけないのかを瀬尾さん目線で感じたことを記しています。
私なんて…なんて言う人は大バカ者です。私はこの世で1人しかいないのだから…と。
俺ら若者世代にオススメの一冊です。
では、お待たせしました第1位!
投資家が「お金」よりも大切にしていること 著者:藤野英人
これはただただ目から鱗の一冊。私はこの本を一生の教訓にしようと思いましたね。このことについては次回の記事でも書こうと思っています。
我々の身近にある お金。
皆さん、私はお金を上手く使えていますか??この本は、投資のノウハウを教える本ではなく、お金という本質について、また、お金を扱う我々について教えてくれる本です。例えば、ブラック企業に存在について。ブラック企業を生んでいるのは企業ではなく、私たち消費者です!!何故か??それは自分で読んでみてください!!
それでは!